2026年5月31日、ホテルニューオータニ東京にて開催の片頭痛カンファレンスに参加いたしました。

【要点】
頭痛を契機に医療機関を受診される場合、単に強い頭痛が起こったからということだけではなく、頻繁な頭痛やあるいはそれに伴う症状(嘔気、めまい、光・音過敏、睡眠障害、抑うつ気分など)が日常生活に大きく影響しつらいということがあげられる。
頭痛が起こった時に鎮痛薬を飲めば片頭痛がリセットされているわけではない。頭痛発作が起こるたびに神経原性炎症が起こっており、それを繰り返すことで中枢感作や疼痛ネットワークの変化が起こる、つまり悪化していく。そのため、そもそもの頭痛発作頻度を減らすために正しい予防療法を行うことが極めて重要である。
予防療法には様々な薬剤があるが、CGRP関連薬剤(エムガルティ、アジョビ、アイモビーグ、ナルティーク、アクイプタ)が海外では第一選択薬として推奨されており、日本においても第一選択薬の選択肢として含めることが推奨されている。
片頭痛は”進行性の病気”であり、進行・悪化して慢性化(ほぼ毎日のように頭痛があり、鎮痛薬も効かない・・)してしまうと、どうにもならなくなってしまうケースがあるため、早期の予防療法開始が重要である。


私が日常診療で重要視している点、患者様へ説明している内容が、やはりエキスパートの先生の講演でも述べられていました。当院での頭痛診療が全国のエキスパートによる頭痛診療の水準で行われていることを再認識しました。
当院の頭痛診療は京阪神北陸エリアでもトップクラスのものですが、それでもやはり治療に難渋する患者様はおられます。そのため、今後も私自身の診療について再確認し、知識の整理・アップデートを継続していかなければなりません。また全国の多くの頭痛専門医と連携し、治験・情報の共有を行っています。
頭痛でお悩みの方は、一度当院へご相談ください。
草津たにもと脳神経外科クリニック






