2026.06.14 品川プリンホテル アネックスタワーにて開催された『Migraine Clinical Deep Dive Seminar』に参加しました。2025年に新たに登場した片頭痛治療薬リメゲパント(ナルティークOD錠)についての講演会です。

ナルティークOD錠は、片頭痛を生じさせる原因物質の一つであるCGRPをブロックする薬剤です。CGRPをブロックする薬剤は、これまでの皮下注射製剤3種に加え2025年にナルティーク、2026年にアクイプタの2種の経口薬が登場し、現在国内においては5種類が使用することが可能です。その中でナルティークは急性期治療薬(頓服薬)・予防薬の両方で使用することができる唯一の薬剤であり、かなり有効です。今回の講演会ではそんなナルティークを含むCGRP関連薬剤の最新の知見について、片頭痛のエキスパートの先生方がご講演されました。
ナルティークOD錠については当院でも多くの患者様が使用されており、急性期治療薬・予防薬として有効性を実感されています。片頭痛は進行性の疾患であり、最近では頭痛発作を抑えるだけでなく、進行悪化(頭痛が強くなる、頻度が増える、その結果日常生活への支障が大きくなる)を防ぐことが重要であるとされています。進行してからではなく早期に治療を開始した方のほうが予後が良いという結果が示されています。そのためにはCGRP関連製剤は最後の砦ではなく、第一選択薬として用いるべき薬剤であるとの日本頭痛学会・国際頭痛学会にて提唱されています。
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